周りをみてもそうだが、25年近く人生を歩むと、それぞれが一度は髪にパーマをかけた経験を持つ。
このパーマだが、失敗すると恐ろしいことになる。
パーマ経験者の方なら、なおさらわかるはず。
トモダチの一人は18歳で、初めてパーマをかけた。
しかし、ごめんけど、45歳!
にしか見えない!!
でも初めての経験にうかれて、似合う似合わないどころじゃなく、「イケテル」と、気分がノリノリだったことを、当時を振り返って彼女はこう証言する。
やっぱ、ごめんけど、46歳!
・・・
お母さんに間違えられたエピソードは数知れずだったそうだ。
彼女は、数年後、そのおばさんパーマの頃の写真を見て、初めて自分を第三者の立場から、大変残念なことになっていたんだなと気づく。
ここに一枚の写真がある。
大分県の湯布院の駅の近くにある、「幸福の椅子」という椅子に腰掛け満面の笑みで笑う、パーマ姿の彼女が、本当に幸福に見えてしかたない。
今、その写真は、彼女の中の「すべらない写真」の一枚として、大切に保管されている。
いざというときに・・・でてくる。
察しの通り、それ以来、彼女はパーマをかけることはなかった。。。
そして、次は私の番だ!
私が高校のときは縮毛矯正だとか、ストレートパーマがやけに流行った。
みんな、地面に向かってシャキーンと髪をとがらせていた!今思えば、異様な光景だ!
もちろん自分もノリノリでやった。
が、しかし・・・ドンキ・ホーテで河童のかぶりもんでも買ってきたかのような河童ぷり。
間違いなく宴会芸。
でも宴会芸にしては、できが良く、一歩間違えると、山瀬まみさんとキンチョールのCMで共演という話がきてもおかしくない程の最高のできだった。
ただ、自分も恐ろしいことに、その時は「イケテル」とばかりに、いい気分で青春を駆け回ってた。
後で気づく、真実。。。
あの時、よくトモダチでいてくれたなって、トモダチをやめないでくれたなってトモダチへの感謝の気持ちが今となって溢れ出す。
もうひとつ、パーマではないが思い出すことがある。小学4・5年生の頃だった。
人生初のピアノの発表会…そら〜気合が入る。
お母さんから、発表会前日、美容室にいっておいでと言われ、ばあちゃんと美容室に行った。
「明日はピアノの発表会ですので、シャレた感じに〜」とだけ伝え、後は任せた。
すると、髪をとにかく、いくつもいくつも編みこまれた。
家に帰ると、「なんね、そん髪!」
お母さんもビックラコ!
その時の私の髪は「THEサバンナ」のような作品になっていた。
で、当日・・・母はある決断を!!!
その編みこみ全部はずそう!!
朝から、家族みんなで全ての編みこみをとった。すると…ボンバーヘアーになった。
小学生なのに、すでに子持ちのおばさんのよう、しかも朝起きて弁当作ったぞ的な!!
もう、どうしようもなく、そのままステージにあがって演奏した。
果たして、自分の演奏を皆、ちゃんと聞いてくれてただろうか。。。
演奏中のざわつきは、一体なんだったのだろうか。。。
で、忘れもしない、発表会終了後・・・
いつもは何かのイベントの後は必ず家族みんなで外食するところを、なぜか・・・家でのご飯。セブンイレブンにさえよらずの家、直行便!
家族の誰も、はっきりとは言わなかったが、おそらく、我が子を必死に守るため秘策だったのであろう。。なるだけ人前をさけようみたいな。。
親に、変な気を使わせた。
「THEサバンナ」の写真をここで是非載せたかったが、残念なことに、その写真は一枚も残っていなかった。どんな表情も逃さない、お父さんの一眼レンズのカメラも、その自分の姿だけは捕らえることはできなかった。