あたいの切り札、「ヒサコ」
これを出す日がよーやくきました!
待ちに待った人も多いかと。
風のうわさで先に名前だけが流出してる状態。
家系図でいけば、「自分」の上に「ノリコ」で、その上が「ヒサコ」になる。
−100ある伝説のうちのひとつをお話しよう−
ヒサコは年齢が気になる。
とにかく年齢が気になる。
去年ディズニーランドにいったとき、ミッキーと記念写真を撮ろうとなった。
やはり、ディズニーランドにきたからには、ミッキーとからみたい!
正直なところ。
で、ウチらの番が回ってきた。
ミッキーが、ヒサコを真っ先に抱きしめにいく。
ヒサコもミッキーに腕をまわして、喜んでいる。まるで、再会の番組かのごとく・・・
「はい、撮ります」
皆で、満面の笑みで写真を撮ってもらった。
ミッキーはみんなのミッキー。
ミッキーは次のお客さんを迎えにいった。
ヒサコはミッキーを呼び止めた。
「ミキさんは、何歳にならっしゃると?」
すでに、ミッキーではなくなっている。ミキさん。人だ。
ミッキーも困る。そりゃー、困る。
案内の方が変わって答える。
「何歳でしょうかね〜」
困っている。
ノリコがツッコむ。
「ばあちゃんよりは歳上よ」
「あ、そうね、若く見えるね、ミキさんは〜
ほーぅ。私より先輩ばいね〜」
ヒサコ、ようやく納得した様子。
ヒサコは年齢が気になるのだ。
また最近では、以前ご紹介した、我が家の犬「グッチ」!
グッチを選ぶときも、
「こん子は、いくつ?」
お店の人が「生まれて3ヶ月ならんぐらいです。」
「ほ〜ぅ。で、こん子はどのくらいになっと?」
お店の人が、「3ヶ月ならんぐらいの赤ちゃんです。」
「ほ〜ぅ。」納得いかない様子。
ノリコがツッコむ。
「ばあちゃんよりは確実に歳下よ」
「あ、そうね。歳下!?
そうやろーねー、こまかもん、まだまだばいねー」
ヒサコ、ようやく納得した様子。
ヒサコは年齢が気になるのだ。
自分より歳が上か下か気になるのは、決して若者だけじゃない。
ヒサコも気になるのだ。